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木くずの処分方法とは?どんなものが産業廃棄物となるのか分かりやすく解説

2025.06.30

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建築業、工務店、解体業者、土木業者など、事業活動で発生する木くずの処分は、法律で厳しく規制されています。「木くず 処分 持ち込み」を検討中の事業者様向けに、木くずの種類、処分方法、費用、注意点まで、専門家が分かりやすく解説します。

1. 木くずとは?主に2つに分類される

木くずとは、木材を加工・解体する際に発生する廃材のこと。発生源や量、種類によって、産業廃棄物と一般廃棄物、あるいは自治体が独自に定める区分で処理方法が異なります。排出事業者は各自治体、もしくは専門業者に確認することが重要です。

1-1. 産業廃棄物:事業活動で発生した場合

建設現場、解体工事、リフォーム、土木工事などで発生する木くずは、多くの場合、産業廃棄物に該当します。

1-2. 一般廃棄物:家庭で発生した場合

DIYや庭木の剪定で発生する少量の木くずは、「剪定枝」など各自治体が定める名称で、資源ごみ、もしくは燃えるごみとして扱われる場合がほとんどです。各自治体のルールに従って処分してください。

1-3. 例外:PCBを含む木材や木くず

PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む木材や木くずは、特別な処理が必要となるため、取り扱いに注意が必要です。古い建物の解体などで発生する可能性があります。疑わしい場合は、専門業者に相談しましょう。

2. 木くずのリサイクル方法3選

木くずは貴重な資源です。環境負荷軽減のために、積極的にリサイクルを行いましょう。木材に塗料や接着剤、防腐剤などが付着しているとリサイクルが難しくなるため、注意が必要です。以下は代表的なリサイクル方法です。

2-1. チップ化する

木くずを粉砕し、チップ状に加工。パーティクルボードの原料や燃料として再利用されます。

2-2. 堆肥化する

木材の種類によっては堆肥化に適さない場合があります。防腐剤処理された木材などは堆肥化できません。

2-3. 燃料化する

木くずを燃焼させて発電や熱供給に利用。バイオマス発電も注目されています。

3. 木材の処分方法を解説

産業廃棄物である木くずは、まず中間処理業者によって破砕や選別などの処理が行われ、その後、最終処分されます。処分方法は主に以下の2つです。可能な限りリサイクルを優先し、埋立処分や焼却処分はリサイクルが難しい場合に限定的に行う事をおすすめ致します。

3-1. 埋立処理

環境への負荷を最小限にするため、リサイクルが難しい場合に限定的に行われる最終処分方法です。

3-2. 焼却処理

焼却炉で燃やす方法。発生する熱をエネルギーとして利用することも可能です。

4. 木くずに関するよくある質問

事業者様からよくいただく質問をまとめました。

4-1. 伐採した木は産業廃棄物に入りますか?

伐採した木は、その状況によって産業廃棄物、一般廃棄物(剪定枝等)、あるいは「再生資源」として扱われる場合があります。発生状況や量、樹種等によって判断が異なるため、各自治体、もしくは専門業者にご確認ください。

4-2. 木くずの処分量はどれくらい?

工事規模や建物の大きさによって異なります。当社では、現場調査に基づき正確な処分量を算出いたします。

4-3. 木の枝は産業廃棄物になりますか?

事業活動で発生した木の枝は、産業廃棄物となる場合がほとんどです。詳細については自治体、もしくは専門業者にご確認ください。

4-4. 木くずを無料で処分する方法は?

原則として、産業廃棄物を無料で処分することはできません。不法投棄は法律で厳しく罰せられます。

4-5. 木くずを処分する際に持ち込みはできる?

当社では木くずのお持込みを承っております。事前に契約等が必要になりますので、お電話又はメールでお問合せ下さい。

4-6. 木くずの処分場はどこ?

当社の処分場はタムラエンバイロ株式会社が山口県山口市、有限会社キャロットたむらが山口県長門市にあります。詳細はお問い合わせください。

5. 産業廃棄物の処分を行うなら当社へ

当社は、木くずを含む産業廃棄物の収集運搬を専門に行っています。「木くず 処分 持ち込み」でお探しなら、ぜひ当社へご相談ください。

<体験談>

建設現場で発生した大量の木くずの処分に困っていましたが、貴社に相談したところ、迅速かつスムーズに処理していただけました。持ち込みの際の手続きも簡単で、コストも抑えられ、大変助かりました。(建築会社 現場監督様)

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