Waste Asbestos

廃石綿

廃石綿の処理で
よくある課題

  • 収集・運搬から処分までワンストップで依頼できる業者を探している
  • 廃棄物の最適な処理方法を提案してほしい
  • フットワーク軽く動いてくれる業者を探している
  • 既存の業者の対応が良くないので、切り替えを行いたい

タムラエンバイロでは、
ワンストップで解決できる
ソリューションを提供致します

STRENGTH

タムラエンバイロの強み

01

収集運搬から処分まで
一貫した処理システム

タムラエンバイロは、廃棄物の総合中間処理施設だけでなく、長門市に安定型最終処分場を完備しています(キャロットたむら)。 廃棄物の収集運搬から中間処理、そして最終処分までの一貫した処理システムで安全・安心の処理フローを実現します。

02

山口全域のネットワークで
最適なリサイクルフローを構築

廃棄物は多種多様。 品目によって処理を得意とする廃棄物は会社によって様々です。タムラエンバイロでは、廃棄物の処理を実現すべく、同業他社との幅広いネットワークを山口全域で連携。お客様の廃棄物処理の窓口として、最適な処理、リサイクルフローを構築します。

03

若手社員ならではの
軽いフットワーク力

タムラエンバイロの強みは、若い社員が中心の営業体制であること。 20代、30代を中心とした若手社員ならではの軽いフットワークと若さで、お客様ご要望にスピーディかつ丁寧に対応していきます。 他の廃棄物処理会社にはないエネルギーがタムラエンバイロの源です。

石綿(アスペスト)とは

石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。この石綿(アスベスト)はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止されました。 その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

アスベストの特徴

石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。 繊維状の為、引っ張る力に強く、耐熱性、絶縁性、耐薬品性、耐腐食性、耐摩耗性など優れた性質を持っていた為、前述のように古くから保温材や石綿板等の建材、自動車の摩擦材等に使用されていました。

またアスベストは、天然の鉱物繊維で6種類に分類することができ、建材に使用されているのは、主に蛇紋石系(じゃもんせきけい)のクリソタイル(白石綿)、角閃石系(かくせんせきけい)のクロシドライト(青石綿)及びアモサイト(茶石綿)の3種類です。クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)は、クリソタイル(白石綿)より有害性が強いと言われています。

アスベストの見分け方

外見の特徴として表面が綿状で柔らかく、針は容易に貫入し、その深さは数cm程度になります。

材料の色、光沢等の特徴は青色、灰色、白色及び茶色に仕上がっています。青色の場合は、クロシドライト(青石綿) による吹付け石綿であり、茶色の場合は、アモサイト(茶石綿)による吹付け石綿と見分けられます。2層吹きになっている場合は、下吹きが青色若しくは灰色、上吹きが白色の場合は吹付け石綿です。

建築物においては、耐火被覆材等として吹き付けアスベストと屋根材、壁材、天井材等としてアスベストのいずれかを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等が使用されている可能性があります。

石綿(アスベスト)の区分と処理規定

石綿含有製品を製造・加工する作業、または石綿(アスベスト)が使用された建築物等を解体する作業について、労働安全衛生法、大気汚染防止法によって、必要な対策を講じることが義務付けられています。また、その処理については、廃棄物処理法によって以下のように規定されています。

飛散性を有するアスベスト

この種のアスベストは特別管理産業廃棄物「廃石綿等」として処理しなければならないと規定されています。

非飛散性のアスベスト

非飛散性のアスベストの場合、さらに以下の2つに分類されます。

① 重量で0.1%を超える石綿を含有するもの

この場合は、産業廃棄物の「石綿含有廃棄物」として無害化処理することになっています。

②重量で石綿含有量が0.1%以下のもの

これに分類されるものは産業廃棄物として処理することができます。例としては「がれき類」または「ガラスくず及び陶磁器くず」、「廃プラスチック」があります。

アスベストのレベル

アスベストには発じん性(飛散のしやすさ)によってレベル1〜3に分類されています。

レベル1:発じん性が著しく高い(もっとも危険)

レベル1に分類されるのは、アスベストと水、セメントを混合したものを吹き付けて使う、吹き付け材などです。1956(昭和31)年から1975(昭和50)年初頭まで、集合住宅やビルなどの建築物によく使われました。アスベストの濃度が高く、経年劣化により少しの振動や接触でボロボロと崩れ、飛散する恐れがあり、非常に危険です。現在の木造戸建て住宅にはほぼ使われていません。

レベル2:発じん性が高い(とても危険)

レベル2に分類されるのは、アスベストを含んだ保温材や、耐火被覆材、断熱材です。保温目的でボイラーや、ダクトなどの配管の曲がったところに、耐火目的で鉄骨の柱や梁に、断熱目的で煙突や屋根裏に使われました。レベル1の吹き付け材に対し、レベル2は貼り付け材であり、アスベストの上からシートが巻かれていたり、フェルト状にしてあったりするため、レベル1よりも飛散しにくいと言えます。しかし、シートが破けるなどすると、そこから粉塵が発生するため、レベル1に続いて非常に危険です。こちらも木造戸建て住宅にはほぼ使われていません。

レベル3:発じん性が比較的低い(やや危険)

レベル3に分類されるのは、アスベストを含んだ成形板で、セメントなどを主な原料としているため、レベル1、2と比べて密度が圧倒的に高く、固い板状になっています。屋根材や壁材として使われていることが多く、ごく稀にお風呂場の壁にも使われていることもあります。通常の使用状況でアスベストが飛散することはほぼありませんが、アスベストが含まれていることに変わりはないため、解体するときには慎重に取り扱わねばなりません。木造戸建て住宅にもよく使われています。

石綿(アスベスト)の処理方法

1.収集・運搬

「運搬車及び運搬容器は、廃棄物が飛散し、及び流出し、並びに悪臭が漏れるおそれのないものであること」等、特別管理産業廃棄物に共通の基準が適用されます。

2.中間処理

中間処理は都道府県許可の溶融施設か、環境大臣認定の無害化処理施設での処分となり、中間処理を行い処分する事が望ましいとされています。

3.埋立処分(最終処分)

①溶融または無害化処理した場合は、通常の産業廃棄物の処分基準が適用されます。

②直接埋め立て処分する場合は、特別管理産業廃棄物としての処分基準が適用されます。

1.収集・運搬

特別管理産業廃棄物の収集運搬の許可が必要となります。また荷姿に関して、石綿梱包専用の袋にて2重梱包が原則となります。

2.中間処理

レベル1~2については、焼却溶融処分が一般的です。レベル3(石綿含有産業廃棄物)については、安定型処分場での埋立が可能です。

3.埋立処分

収集運搬での荷姿同様、2重梱包された状態で埋立処分となります。レベル1~2については、管理型または遮断型埋立処分場での受入れが可能となっています。レベル3については、安定型埋立処分場でも埋立が可能です。

アスベスト処理実績

レベル3について

スレート・ケイカル板・吸音板、配管フランジパッキンなど(民間工事、公共施設)

室内密閉、湿潤養生をしながら撤去・取外しを行い、取り外した廃棄物は、石綿含有産業廃棄物として2重梱包、安定型埋立処分場での処分実績がございます。

レベル2について

給水配管のエルボ管に塗布固化してある被覆材の除去実績(郵便局)

エルボ管をビニル養生で覆いかぶせ、塗布されていない両端を切断し、除去します。環境調査も行います。取り外した廃棄物は、廃石綿として2重梱包され、焼却溶融で中間処理され、処理後は路盤材としてリサイクルされました。

レベル1について

外壁塗膜材(リシン材、吹付け材)(民間工事、公共施設)

屋外クリーンルーム、密閉作業、集塵付きサンダーケレン工法にて表面を削り取ります。環境調査も行います。削り取った廃棄物は、廃石綿として2重梱包され、管理型処分場にて埋立処分されました。

FLOW

処理サービスご利用の流れ

STEP 01

お問い合わせ

お電話、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
083-941-0883
【受付時間】8:00〜17:00(平日のみ)

STEP 02

内容のヒアリング

ヒアリングを基に仕様書を作成します。仕様書のみをお送りする場合もございますが、お客様に納得いただけるように直接お会いして内容のご説明させていただき、提案事項もお伝えさせていただきます。

STEP 03

仕様書の作成、
内容のご説明・ご提案

ヒアリングを基に仕様書を作成します。仕様書のみをお送りする場合もございますが、お客様に納得いただけるように直接お会いして内容のご説明させていただき、提案事項もお伝えさせていただきます。

STEP 04

発注・準備

仕様書にご納得いただければお取引の開始となります。弊社にて車両を用意させていただき、仕様書に基づいて収集運搬、処理を行っていきます。

STEP 05

最適な処分

中間処分場に持ち込んだ後は、法に従って最適に処分を進めさせていただきます。廃棄物の処理には許可が必要ですが、田村ビルズグループでは複数の協力業者様と提携していますので、大半の廃棄物の適正処理を行うことができます。

CONTACT

お問い合わせ

産業廃棄物のご相談は以下の電話番号・フォームからお問い合わせください。

083-941-0883【受付時間】8:00〜17:00(平日のみ)