Waste Plastic

廃プラスチック類

廃プラスチック類の処理で
よくある課題

  • 収集・運搬から処分までワンストップで依頼できる業者を探している
  • 廃棄物の最適な処理方法を提案してほしい
  • フットワーク軽く動いてくれる業者を探している
  • 既存の業者の対応が良くないので、切り替えを行いたい

タムラエンバイロでは、
ワンストップで解決できる
ソリューションを提供致します

STRENGTH

タムラエンバイロの強み

01

収集運搬から処分まで
一貫した処理システム

タムラエンバイロは、廃棄物の総合中間処理施設だけでなく、長門市に安定型最終処分場を完備しています(キャロットたむら)。 廃棄物の収集運搬から中間処理、そして最終処分までの一貫した処理システムで安全・安心の処理フローを実現します。

02

山口全域のネットワークで
最適なリサイクルフローを構築

廃棄物は多種多様。 品目によって処理を得意とする廃棄物は会社によって様々です。タムラエンバイロでは、廃棄物の処理を実現すべく、同業他社との幅広いネットワークを山口全域で連携。お客様の廃棄物処理の窓口として、最適な処理、リサイクルフローを構築します。

03

若手社員ならではの
軽いフットワーク力

タムラエンバイロの強みは、若い社員が中心の営業体制であること。 20代、30代を中心とした若手社員ならではの軽いフットワークと若さで、お客様ご要望にスピーディかつ丁寧に対応していきます。 他の廃棄物処理会社にはないエネルギーがタムラエンバイロの源です。

廃プラスチック類とは

廃プラスチック類とは、産業廃棄物の定義の一つ「限定列挙された20種類」に該当する事業活動に伴って生じた廃合成樹脂建材・廃発泡スチロール等梱包材などの廃棄物のことを指します。例えば事業から排出されたプラスチック廃棄物であっても、上記に該当しない物は一般廃棄物に分類されることになります。

廃プラスチック類は、廃棄物処理法の他に、容器包装リサイクル法や資源有効利用促進法などの法律によってリサイクルが推進されています。さまざまな方法で再資源化しやすい、あるいは安定的に排出されるといった理由から、その多くが再生加工製品として生まれ変わり活用されています。

廃プラスチック類の種類

  • 廃タイヤ

  • 合成ゴムくず

  • 合成繊維くず

  • 接着剤のかす

  • ビニールシートくず

  • 合成皮革くず

具体例としては、廃タイヤ、合成ゴムくず、合成繊維くず、ビニールシート屑、合成皮革くず、接着剤のかす等、固形状、液状のすべての合成高分子系化合物など。 現実的に液状のものに関しては廃油として処理されることが多いのが特徴です。

産業廃棄物か一般廃棄物かの分類方法

廃プラスチック類が産業廃棄物に該当するか一般廃棄物として処理するどうかは、「事業活動に伴って生じているか」によって変わります。産業廃棄物の定義は「(A)事業活動に伴って生じ、かつ(B)特定の20種類に該当する廃棄物」であり、一般廃棄物の定義は「産業廃棄物以外の廃棄物」です。つまり(A)と(B)の両方の条件を満たす場合は産業廃棄物で、いずれか一方でも条件を満たさない場合が一般廃棄物となります。

しかし、自治体によって(A)(B)いずれかの解釈が異なるので注意が必要。(A)の解釈が違う例として、事務所から排出される弁当ガラやPETボトルがあります。市町村によって「事業活動に伴って生じているかどうか」の判断が違ったり、同じ自治体でも時期によっても違ったりすることがあります。市町村の処理施設の容量に余裕があるかどうかで変わることもあるので自治体に確認する方が良いでしょう。

(B)の解釈が違う例としては、木くずや、紙くずなどの排出事業者の業種により産廃か一廃かの区分が変わる廃棄物です。これらは特定業種から排出された場合を除き、基本的に一廃ですが、サイズや量の問題で市町村の処理施設では受け入れられないことがあります。

その結果、暗に産廃として処理することを勧められることがあるのです。

廃プラスチック類でも、このように基準が曖昧になってしまっている所は自治体に確認してみましょう。

具体例としては、廃タイヤ、合成ゴムくず、合成繊維くず、ビニールシート屑、合成皮革くず、接着剤のかす等、固形状、液状のすべての合成高分子系化合物など。 現実的に液状のものに関しては廃油として処理されることが多いのが特徴です。

廃プラスチック類の
処理方法

上記に該当する事業活動で排出された廃プラスチック類は、廃棄物処理法が規定する「産業廃棄物」に該当します。そのため一般廃棄物として処理することは不可能です。産業廃棄物は、排出した事業者自らが責任を持って処分するのが原則となっているので、事業者が廃プラスチック類を処分する場合は、廃棄物処理法の内容に従って処分するようにします。また、自治体の認可を受けた廃棄物処理業者に委託して処分することも可能です。その場合は、廃棄物処理業者と直接書面を交わして契約するのはもちろんのこと、必要項目に抜け漏れなく記入された「産業廃棄物管理票(マニュフェスト)」を作成し、廃棄物が適切に処分されているかどうかを定期的に確認するなど、適正な管理を徹底することが必須です。

廃プラスチックの処理は
中間処理→最終処理

一般的に廃プラスチック類の処理は、中間処理→最終処分という流れとなります。中間処理施設にて破砕、粒度選別、異物除去(鉄類等)、圧縮、切断といった中間処理を行い最終処分(リサイクルor埋立)となります。また産業廃棄物の種類別の処理状況(産業廃棄物の再生利用量、減量化量、最終処分量)の統計によると、廃プラスチック類の処理の比率は再生利用量59%、減量化量25%、最終処分量計16%という結果になっています。

廃プラスチックの
リサイクル方法は3種類

この高い再生利用率に寄与している廃プラスチック類のリサイクル方法はマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルの3種類があります。

① マテリアルリサイクル

廃プラスチック類を融解させてから、再びフレーク状やペレット状に成形することでプラスチック製品の原料としてリサイクルする方法です。製品化する工程は事業者により多少異なる場合もありますが、主な流れとしては、まず塩化ビニルボトルや着色ボトルを除去し、選別、粉砕、風力分離、洗浄、比重分離などの工程を行います。次に金属やガラスくずが入っていないかを確認した上で粒状のペレット状や細かく裁断されたフレーク状にしてそれぞれの製品の原料として再生利用されます。

マテリアルリサイクル品の一例

  • 下敷き
  • バッグ
  • 衣類
  • 防草シート
  • 回収ボックス
  • 食品用トレイ
  • ペットボトル

② ケミカルリサイクル

廃プラスチック類を高温で熱分解して合成ガスや分解油などの化学原料にしたり、または化学的に分解してモノマーに戻すなど、プラスチックを科学的に分解することで他の化学物質に転換してガスや燃料などとして再利用する方法です。

ケミカルリサイクル方法の一例

  • 油化:廃プラスチック類を化学反応で石油に戻す方法
  • ガス化:廃プラスチック類を熱で分解することでガス化させて、一酸化炭素や水素などを生成する方法
  • 高炉の還元剤:製鉄する際に酸化鉄から酸素をとる還元剤として利用する方法
  • サーマルリサイクル:後述

③ サーマルリサイクル

廃プラスチック類を焼却する際に廃棄物を単に焼却処理せず、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収して、発生する熱エネルギーを利用する方法です。結局は焼却していることに変わりはないため、地球温暖化の観点から二酸化炭素を排出するサーマルリサイクルより、埋め立てる方が環境に優しいという考えも存在するが、サーマルリサイクルにより削減した原油の二酸化炭素量とである程度は相殺できるという考え方に基づいたリサイクル法です。また、ガス化や油化などの燃料として利用することも広い意味でサーマルリサイクルとする場合もあります。このサーマルリサイクルは弊社が行っているリサイクルとなります。また、ガス化や油化などの燃料として利用することも広い意味でサーマルリサイクルとする場合もあります。

サーマルリサイクル方法の一例

  • RPF(廃棄物固形燃料)※
  • 廃棄物発電
  • セメントキルン原燃料化
  • 焼却熱利用(※RPF)

プラスチック類と古紙などで製造される廃棄物固形燃料RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)は、石炭の代用品として利用をすることが可能です。

一般廃棄物から作る固形燃料のRDF(Refuse Derived Fuel)とは異なり、原料となる廃棄物の内容物が明らかにされているため不純物が少なくすることが可能で、発熱量のコントロールができるようになり、ダイオキシン発生の原因になるPVCを除外することもできるため近年、RPFへの注目が集まっています。

廃プラスチック類処理実績

ビニールシート 破砕処理後、サーマルリサイクルにて処分
廃タイヤ 中間処理の切断処理→埋立
樹脂パレット 切断処理後、サーマルリサイクル
人工芝 安定型処分場にて単純埋立
廃フレコン 切断処理後、サーマルリサイクルおよび埋立
発砲ウレタン・発砲スチロール 破砕後、サーマルリサイクルにて処分
セメントおよび肥料の空袋 破砕後、サーマルリサイクルにて処分
建築内装材クロス、養生紙、養生ボード 破砕後、サーマルリサイクルにて処分
PETフィルム 破砕後、サーマルリサイクルにて処分
PEおよびPP等の混合原料廃プラスチック類 サーマルリサイクルにて処分

タムラエンバイロは、サーマルリサイクル事業についてはすでに長い実績を有しています。一度に大量の廃プラスチックが発生する場合でも、対応が可能であります。西日本でもトップクラスの埋立容量を有する最終処分場をグループ内に有していますので、安心して廃プラスチック類の処理をお任せください。

また、タムラエンバイロの中間処理場は、山口県のほぼ中央に位置し、県内で発生する廃プラスチック類を集約するのに非常に好立地であります。

FLOW

処理サービスご利用の流れ

STEP 01

お問い合わせ

お電話、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
083-941-0883
【受付時間】8:00〜17:00(平日のみ)

STEP 02

内容のヒアリング

ヒアリングを基に仕様書を作成します。仕様書のみをお送りする場合もございますが、お客様に納得いただけるように直接お会いして内容のご説明させていただき、提案事項もお伝えさせていただきます。

STEP 03

仕様書の作成、
内容のご説明・ご提案

ヒアリングを基に仕様書を作成します。仕様書のみをお送りする場合もございますが、お客様に納得いただけるように直接お会いして内容のご説明させていただき、提案事項もお伝えさせていただきます。

STEP 04

発注・準備

仕様書にご納得いただければお取引の開始となります。弊社にて車両を用意させていただき、仕様書に基づいて収集運搬、処理を行っていきます。

STEP 05

最適な処分

中間処分場に持ち込んだ後は、法に従って最適に処分を進めさせていただきます。廃棄物の処理には許可が必要ですが、田村ビルズグループでは複数の協力業者様と提携していますので、大半の廃棄物の適正処理を行うことができます。

CONTACT

お問い合わせ

産業廃棄物のご相談は以下の電話番号・フォームからお問い合わせください。

083-941-0883【受付時間】8:00〜17:00(平日のみ)