INDUSTRY TRENDS

業界動向

【アスベスト】 国とメーカーの賠償責任

2021.01.31

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みなさん、こんちには!

西村です!

 

今月は、廃棄物処理に関しても

非常に扱いが難しい「アスベスト(石綿)」についてのニュースです。

コロナ感染だけが取り上げられるのではなく、

建設系廃棄物を多く受入れさせて頂く、

当社にとっては大きな問題である、アスベスト。

 

1月29日、京都裁判所にて

建設現場で働いていた元作業員やご遺族様が、

建材のアスベストを吸い込んで肺がんなどの病気になったとして

国と建材メーカーに賠償を求めた集団訴訟をされ、

国に1億8800万円余り、メーカー10社におよそ1億1300万円の賠償を命じました。

 

私自身も石綿作業主任者として、

建設現場に赴くことが多々ございます。

 

廃棄物処理に関しては、

レベル3と言われる【石綿含有産業廃棄物(非飛散性)】

※古いスレートやケイカル板に含有するもの

こちらに関しては、事前確認と必要であれば分析作業をし、

2重梱包、飛散漏洩のない対策を講じた上で

グループ会社であるキャロットたむらにて埋立処理にて対応が可能です!

 

レベル1、2に関しては、

含有物ではなく、【廃石綿】とよばれ、

暴露状態に近く飛散の可能性のある、特に危ないものになります。

 

そのような危ない特別管理産業廃棄物に関しても、

弊社にて収集運搬し、適正な処理ルートで処分提案を行うことが出来ます。

 

話は、ニュースに戻りますが、

一定以上のシェアがあった建材メーカーに最高裁で初めて賠償責任を確定することになり、

今後、全国の裁判に大きな影響を与える重大ニュースでもありました。

 

二度とこのような悲惨な事故、災害が起こさないよう、

弊社でも 公明正大 ・ 誠実 に処理対応させて頂きます。

 

今後とも宜しくお願い致します。

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